昨日の事は忘れて、改めて鎌ベイアンプの改造です。例のごとく徒労日記さんの記事や鎌ベイスレを参考にして改造します。
もう既に入力ゲインの変更はやっているので、残りのコンデンサの交換と、ついでにスピーカーケーブルの交換を行いました。
変更するコンデンサは以下の物です。
2200uF:電源
1uF ×2:入力カップリング
4.7uF ×2:入力カップリング
470uF:スピーカー
代わりのコンデンサは全て同容量の“東信工業UTSJシリーズ”です。他のコンデンサについては大して重要ではないそうなので、今回はパスです。スピーカーケーブルは適当に千石にあった70円/メートルのケーブルにしました。
それと、ちょっとしたアクシデントあってパーツを買い直しに秋葉原まで行ったついでに、追加改造のパーツも買ってきました。
追加改造の内容は、LCフィルタの変更です。鎌ベイアンプは8Ωのスピーカー向けのLCフィルタになっているのですが、私が使用しているONKYOのD-D1Eは4Ωのスピーカーなのです。そこで、LCフィルタのコイルとコンデンサを換装して4Ωの設定に変更します。
変更するのは以下の物です。
22uH ×4→10uH(SUPERCOMで売ってる奴)
0.01uF→0.01uF(千石で売ってた赤い30円のフィルムコンデンサ)
0.22uF→0.47uF(UTSJ)
本当は両方のコンデンサともWIMAというフィルムコンデンサにしたかったのですが、売ってる店舗を発見できなかったので、適当に千石で売ってる奴にしました。0.47uFが電解コンデンサなのは、千石で売っていた0.47uFのフィルムコンデンサが\でけえ/だったからです。ここら辺は素人の勝手な判断で選んだので、音質にどのように影響するのか分かりません。
それでまぁ、丸2日ばかり掛かった結果がコレです。
すごく、フィルムコンデンサが浮いてます。これは、半田が綺麗に取れなくて、足が基盤に半分ぐらいしか入らない状態で無理矢理溶接したためです。昨日からかれこれ8時間以上格闘していたので、最後の方はかなり雑になってしまいました。まぁ、仕方ないね。交換した大きめのコイルが邪魔で、ヘッドホン端子の基盤がネジ止め出来なくなってますが、今日は疲れたのでここまで。
さて、問題の音質の変化ですが、劇的に高音が綺麗になった気がします。ただし、丸2日かかった時間と、失敗して無いだろうかと言う不安からのプラシーボに寄るものが大きい気がします。と言うか全部かも。とにかく、1500円程度(実は秋月のスイッチングACアダプタ12V5Aを買っているのでプラス1700円)で、自分は満足出来たので良しとしましょう。