山陰聖地巡礼の旅 2日目

山陰聖地巡礼の旅2日目です。2日目は松江周辺を回っていきますが、松江には東方のあるキャラに由来する方の聖地な感じになっているので、その方由来の場所が多いです。

八雲立つ風土記の丘


八雲で東方と言ったら「八雲紫」さんですが、この「八雲」という言葉は、古事記にてスサノオが詠んだ「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を」が元ネタとされます。このことは、東方香霖堂の「八雲立つ夜」で、森近霖之助が先述の詩を挙げて、「八雲紫」の名前について解説しています。さて、そんな八雲の名前が付けられた「八雲立つ風土記の丘」ですが、ここに来た目的はレンタルサイクルです。展示学習館にて借りることが出来ます。しかも無料で!(入館料300円が料金と考えてもお得)さらに、最近導入されたという電動自転車を借りられるので、坂が多い地域を楽々回ることができます。

神魂神社


自転車で坂道を登ること5分弱のところに神魂神社がある。神魂神社は伊弉冊大神(イザナミ)を主祭神とし、伊弉諾大伸(イザナギ)を合肥している。伊弉諾と言えば、秘封CDに「伊弉諾物質」というのがありますね。ここにいる間にいた観光客は3組ほど。訪れたときは境内を掃除している最中で、落ち着いた雰囲気の良い神社でした。

八重垣神社

神魂神社からはにわロードと呼ばれる道を進むこと10分弱。素盞嗚尊(スサノオ)と奇稲田姫(クシナダヒメ)を主祭神とする八重垣神社があります。秋穣子のテーマ曲に「稲田姫様に叱られるから」がありますが、秋穣子=稲田姫という訳でもないみたい。出雲・島根といったら大体そうなんですが、ここも縁結びの神社でそんな感じの観光客も結構いますね。でもまぁ半分はおばちゃんグループだったりしますけど。あと、鏡の池の縁占いを売りにしてるみたい。ここに来たら、せっかくだからやってみよう。

出雲そば

松江市街に戻って、昨日食べ逃した出雲そばをお昼にいただきました。出雲と行ったら出雲そばですよね(松江ですがー)!とは言っても、昔遊んだ「桃太郎電鉄」での「出雲そば屋」のイメージしかありません(笑)。なので出雲そばにどんな特徴があるのかなんて知らなかったのですが、写真にあるような割子そばがメジャーな出雲そばみたいです。割子そばというのは重箱に入ったそばのことを言うそうです。1段毎に蕎麦つゆと薬味を入れながら食べ、1段食べ終えたら残ったつゆを次の段に入れて食べていきます。松江しんじ湖温泉駅の近くにある「ふなつ」と言うお店でいただいたのですが、大変美味しかったです。

松江城


島根県庁の真後ろにある松江城。天守閣から松江市街と、しんじ湖を見渡せます。

小泉八雲記念館・旧居


「小泉八雲」は松江市にゆかりのある文学者で、本名「ラフカディオ・ハーン」。代表作は「怪談」。「神魂神社」や「八重垣神社」に、「小泉八雲 ゆかりの地」を示す案内板があるくらいプッシュされている。名前から分かるように、秘封倶楽部の「マエリベリー・ハーン」の元ネタとされる方です。そしてこの人物を通して、「八雲」と「ハーン」が繋がることから、「八雲紫」と「マエリベリー・ハーン」が関係しているという根拠の1つになっています。そうでなくても、容姿や境界に関する能力など関連点の多い二人です。関連すると考えることは自然なことでしょう。真意はともかくそういう二次創作が大好物なのでもっと流行るべし。

これで島根の旅は終了。この日のうちにJR特急「スーパーおき」で鳥取へ移動。明日は鳥取を旅します。

ではまた1ヶ月後!

3日目