山陰聖地巡礼の旅3日目です。昨日、鳥取に着いたときから降っていた土砂降りの雨は何処へやら。すっかり晴れていて観光日和でした。

※更新がやたら遅かったので改めて描いておきますが、訪れたのは2012年の9月中旬です。

白兎神社

白兎神社1
白兎神社2

鳥取駅からバスで40分ほどのところ、白兎海岸の向かいに白兎神社があります。バスは1時間に1本程度しかないので、帰りのバスの時間には要注意。白兎神社とは、名前からも分かるとおり、因幡の白兎(素兎)である白兎神を祭神とする神社です。そう、ご存じ「因幡てゐ」と縁のある神社でございます。現のてゐちゃんは神様として縁結びをしているんですね。白兎神社の隣には道の駅「神話の里白うさぎ」があり、観光客もそこそこ訪れていました。バスで来る人は極少数でしょう。神社に訪れたなら「結び石」を鳥居の上に投げて乗せることに挑戦してみましょう。無事に乗せられたならば何かあるそうですよ。縁結びの神様ですからご縁があるんじゃないでしょうか。まぁ、バスできたならば1時間は次のバスが来ないのでゆっくりしていきましょう。毎度の事ながら、因幡てゐの描かれた絵馬が複数ありました。ここで紅楼夢の宣伝しても、見る人そんなにいないと思いますよ?自分は後で調べようと思ったら、そのデータを消してしまったので行けなかったよ・・すまんぬ。

白兎海岸

白兎神社3
隠岐の島

白兎神社の直ぐ目の前には白兎海岸があります。海岸からは、神話で白兎がワニ(サメ)を騙して渡ろうとした隠岐の島が見えます。

鳥取カレー

鳥取カレー

白兎海岸から帰ってきたら丁度お昼頃です。鳥取はカレーの消費が日本一クラスということで、鳥取カレーを売りにしてるらしいです。らっきょうが名産ですし、良いんじゃないでしょうか。いただきましょう、鳥取カレー。大変美味しゅうございました。

鳥取砂丘

鳥取砂丘1
鳥取砂丘2

別に聖地でも何でも無いですが、鳥取に来たからには砂丘に行っておこうということで。鳥取の観光名所な鳥取砂丘ですが、ここも平日だと砂丘まで行くバスは1時間に1本程度しかありません。直ぐ近くまで行くバスを含めると30分に1本はありますが、鳥取は車が無いと観光しづらい場所ですね。でっかい砂浜と行ってしまえばそれまでですが、海岸までかなり距離があります。リフト乗り場で長靴が借りられますが、裸足がオススメです。

スーパーはくと

山陰聖地巡礼の旅はここまでです。しかし、関東に帰る前にちょっとだけ寄り道を。特急「スーパーはくと」でEXステージ「京都」まで向かいます。

冬コミです。雨です。雨でした。C74から参加し、10回目にして初めての雨コミケです。今回は相棒が仕事の都合で早朝参加不可ということで始発から参戦しました。

国際展示場駅に着いたのは6時50分頃。田舎の電車は始発が遅いのです。この時からもう既に雨。しとしと降っている感じでしたが、雨具無しではちょっと辛い感じの雨です。西待機列で待っている間も降ったり止んだりで、座って待っているのは難しい状況。なので、開場までずっと立ちっぱなし。ただ寒さと風がそんなでも無かったので、今までの冬コミよりは楽な気がしました。9時30分過ぎ、移動が始まる頃にちょっと強い雨。ゴミ袋を頭の上に乗っけて移動しましたが、ほとんど濡れることはありませんでした。ゴミ袋は偉大だ。

移動して東ホールへ続く廊下で停止。いつもと変わらない位置取りです。今回は雨ということもあって、参加者が少ないようです。10時拍手で開場。東2から入り、東3へ順番に島の中を回ります。島中が終わったら東6へ。東6でも島中を先に回り、その後に、比較的空いていて、屋内に列を形成している壁を回りました。次はまた東3に戻り、壁を回る・・・つもりでしたが、どこもかしこも未だ雨の降り続ける屋外に列を作っていたので、どうしても欲しかったサークルさん1つだけで妥協。そして最後に東6で残していた屋内に列を作る壁サークルを回って終了です。以下、今回の戦利品。

C83_1
C83_2

今回は雨で妥協したのと、分厚い本が無かったこと、更に実は1日目に企業で東方銀符律のBOXを手に入れておいたので、重量的には少な目。雨の中でしたが、帰りは楽でした。

以上、初の雨コミケでした。雨でも土砂降りで無ければ待機中はそんなに辛くないですね。流石に入場後は紙を守らなければならないので、苦労しますがー。何はともあれ皆様お疲れ様でした!

山陰聖地巡礼の旅2日目です。2日目は松江周辺を回っていきますが、松江には東方のあるキャラに由来する方の聖地な感じになっているので、その方由来の場所が多いです。

八雲立つ風土記の丘


八雲で東方と言ったら「八雲紫」さんですが、この「八雲」という言葉は、古事記にてスサノオが詠んだ「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を」が元ネタとされます。このことは、東方香霖堂の「八雲立つ夜」で、森近霖之助が先述の詩を挙げて、「八雲紫」の名前について解説しています。さて、そんな八雲の名前が付けられた「八雲立つ風土記の丘」ですが、ここに来た目的はレンタルサイクルです。展示学習館にて借りることが出来ます。しかも無料で!(入館料300円が料金と考えてもお得)さらに、最近導入されたという電動自転車を借りられるので、坂が多い地域を楽々回ることができます。

神魂神社


自転車で坂道を登ること5分弱のところに神魂神社がある。神魂神社は伊弉冊大神(イザナミ)を主祭神とし、伊弉諾大伸(イザナギ)を合肥している。伊弉諾と言えば、秘封CDに「伊弉諾物質」というのがありますね。ここにいる間にいた観光客は3組ほど。訪れたときは境内を掃除している最中で、落ち着いた雰囲気の良い神社でした。

八重垣神社

神魂神社からはにわロードと呼ばれる道を進むこと10分弱。素盞嗚尊(スサノオ)と奇稲田姫(クシナダヒメ)を主祭神とする八重垣神社があります。秋穣子のテーマ曲に「稲田姫様に叱られるから」がありますが、秋穣子=稲田姫という訳でもないみたい。出雲・島根といったら大体そうなんですが、ここも縁結びの神社でそんな感じの観光客も結構いますね。でもまぁ半分はおばちゃんグループだったりしますけど。あと、鏡の池の縁占いを売りにしてるみたい。ここに来たら、せっかくだからやってみよう。

出雲そば

松江市街に戻って、昨日食べ逃した出雲そばをお昼にいただきました。出雲と行ったら出雲そばですよね(松江ですがー)!とは言っても、昔遊んだ「桃太郎電鉄」での「出雲そば屋」のイメージしかありません(笑)。なので出雲そばにどんな特徴があるのかなんて知らなかったのですが、写真にあるような割子そばがメジャーな出雲そばみたいです。割子そばというのは重箱に入ったそばのことを言うそうです。1段毎に蕎麦つゆと薬味を入れながら食べ、1段食べ終えたら残ったつゆを次の段に入れて食べていきます。松江しんじ湖温泉駅の近くにある「ふなつ」と言うお店でいただいたのですが、大変美味しかったです。

松江城


島根県庁の真後ろにある松江城。天守閣から松江市街と、しんじ湖を見渡せます。

小泉八雲記念館・旧居


「小泉八雲」は松江市にゆかりのある文学者で、本名「ラフカディオ・ハーン」。代表作は「怪談」。「神魂神社」や「八重垣神社」に、「小泉八雲 ゆかりの地」を示す案内板があるくらいプッシュされている。名前から分かるように、秘封倶楽部の「マエリベリー・ハーン」の元ネタとされる方です。そしてこの人物を通して、「八雲」と「ハーン」が繋がることから、「八雲紫」と「マエリベリー・ハーン」が関係しているという根拠の1つになっています。そうでなくても、容姿や境界に関する能力など関連点の多い二人です。関連すると考えることは自然なことでしょう。真意はともかくそういう二次創作が大好物なのでもっと流行るべし。

これで島根の旅は終了。この日のうちにJR特急「スーパーおき」で鳥取へ移動。明日は鳥取を旅します。

ではまた1ヶ月後!

3日目

お久しぶりです。9月の中旬に長い休みが取れたので、また東方project聖地巡礼の旅に行ってきました。しかし、今まで行った京都、諏訪以外の場所が思いつきません。そこで、前からちょっと乗ってみたかった寝台列車に乗って、その行き先で“ついで”に聖地巡礼してみることにしました。なので今回は聖地巡礼成分は少な目です。


そんな訳で寝台列車で出発です!行き先は島根県の出雲市。「サンライズ出雲」で9月16日の22時に東京を出発し、何も無ければ9月17日の9時58分に出雲市に到着する12時間の旅です。寝台列車と言えば廃止されるニュースが報道されたりして、衰退傾向にあるイメージでしたが、このサンライズ出雲は結構人気の列車のようです。私も本当は15日発の電車を予約しようとしたのですが、1週間前に予約しようとしたら満室だったために16日出発になりました。この16日の列車もシングルしか空きがありませんでした。

初めての寝台列車でしたが、完全に個室ですごく快適です。もちろん電車の走行音は聞こえますが、普段から列車に揺られながら寝られる人は何の問題も無く熟睡できるでしょう。さて、このまま何も無ければ、寝て起きて翌日の10時前には出雲に着いているはずなのですが、この日、9月17日の午前中は台風16号が沖縄を通過し、九州の西の海上を通過中でした。サンライズ出雲も岡山県に入った辺りから徐々に雨風が強くなってきました。そして岡山駅に到着する直前に緊急停止。どうやら架線にビニール袋が引っかかったため、安全のために停車したようです。間もなく安全確認が出来て発進し、岡山駅に15分ほど遅れて到着。岡山駅では、1~7号車のサンライズ瀬戸と解結し、伯備線を通って山陰へ。


伯備線を過ぎた後は山陰線を宍道湖を右に見ながら進み、30分遅れで出雲市駅に到着しました。

出雲市駅に到着後は、一畑電車とバスが3日間乗り放題になるパーフェクトチケットを購入してから、日御碕行きのバスに乗車。1時間に1本しか無いので間に合わなかったら予定を変えなければ行けないところでした。

日御碕神社


バスに揺られること45分。日御碕の停留所に到着。停留所の目の前に日御碕神社があります。日御碕神社はアマテラスとスサノオを主祭神とする神社です。アマテラスと言えば上白沢慧音のスペルにもある神様ですね。有名な神様なのでいろんなゲームで見かけます。私的には大神の印象が一番大きいかな。それで今調べてみたらHDリマスター版が出るそうじゃ無いですか。その頃に何も無かったらまた遊んでみたいかも。それとスサノオも有名な神様ですが、今のところ東方では出てきてないっぽいですね。直ぐそばには海が見えて綺麗な場所でした。不便な場所にありますがそこそこ観光客も来ているようです。

日御碕


日御碕神社から10分ほど歩くと、日御碕と灯台があります。灯台に登ることができますが、人ひとりがやっと通れるほどの狭い階段を上り下りするので結構大変。雲の隙間から青空が覗いていましたが、もっと晴れていたらもっと綺麗な景色が見られたなと思います。

出雲大社


日御碕からバスで20分ほど出雲市方面に戻ったところに出雲大社があります。大国主命を主祭神とす神社で、大国主命は神話にある「因幡の白兎」で登場する白兎を助けた神様です。その白兎は言うまでも無く因幡てゐの元ネタですね。東方儚月抄の漫画版では、てゐの口から大国様(大国主命)について「兎たちの憧れ」との発言もあります。現在、改修工事中のため御仮殿で参拝することになります。御本殿に戻るのは来年の5月だそうです。

古代出雲歴史博物館・神話博しまね

出雲大社のすぐ近くには古代出雲歴史博物館があり、出雲の歴史や神話を学べます。そして、今なら神話博しまねが開催中(2012年7月21日~11月11日)です。神話映像館やステージイベントを連日行っているようです。規模はそんなに大きくないですが、露天も出てるのでゆっくりできます。

宍道湖


一畑電車の「出雲大社号」で45分。ちょっと早いですが、松江で宍道湖の夕日を見ながら1日目は終了です。本当はこの日のうちに出雲そばを食べたかったのですが、調べていたお店が定休日。ガーンだな。そんなこんなで2日目は松江周辺を聖地巡礼します。

次の更新はたぶん1週間以内に、、いや1月以内には必ず(おい)

出来ました!→山陰聖地巡礼の旅 2日目

C82夏コミ2日目お疲れ様でした!雨予報でしたけど、結局一度も降りませんでしたね。雨が降ると、本をどう守ればいいのか難しいところです。壁サークルの大半は外に列を作るので、手に入れた物を速やかに濡れないようにして次へ向かわなくてはいけません。自分はいくら濡れても良いのですが-。まぁとにかく雨が降らなくて良かったです。蒸し暑かったですが、風もあったし太陽も隠れ気味だったので快適な夏コミだったのではないでしょうか

今回もいつもの二人で西待機列から東館の東方Projectを攻めます。開場して西から東に行くと、いつもなら東123or東456で分かれたと思うのですが、今回は東456or東23or東1で分かれました。私は東23の列を進み、一つ先のエスカレートを降りて東2からの入場になりました。予定としては東3側の島中から東2の島中を進み、東2側の壁、東3の壁と回って、東6に行くつもりだったのですが、東3の「き」から先は東待機からの入場列に阻まれて、それより西へ勧めませんでした。なので、そこは他の島中を回ってから済ませ、後は予定通り東23の壁を回ってから東6へ。東6では近いところから順々に回って最後に上海アリス幻樂団へ。しかし、20分ほど並んだところで新作が完売。確か11時45分頃、いつもと同じぐらいの時間ですね。その後は東3で残したサークルを回って、企業にいってお終い。以下、今回の戦利品。

今回は総集編が多くて、結構な重さになりました。ただ、あんまり嵩張るような物は無かったので、移動はそんなに大変ではなかったです。

何はともあれ雨が降らなくて良かった。そんな夏コミでした。改めて、参加者並びにスタッフの皆様お疲れ様でした!